こんにちは!
天然日本鹿革のレザレクションです。
革のバッグを選ぶとき、
「永く使えるかどうか」耐久性を考える方も多いのではないでしょうか。
どんなにデザインが良くても、使いにくければ続かない。
どんなに丈夫でも、重すぎれば日常に馴染まない。
“本当に一生モノと呼べるバッグ”とは、
そのすべてを満たすものだと私たちは考えます。
その答えが、まさに「天然エゾ鹿革ミディトート」です!!
目次
■ 目指したのは、「軽くて、強くて、上品なトート」

きっかけは、お客様のひとことでした。
「アウトドアにもフォーマルにも合う、軽い鹿革のバッグが欲しい」
確かにこれまでの鹿革バッグは、
どちらかといえば“無骨”で“アウトドア寄り”。
でも鹿革には、もともと上品で柔らかな表情があります。
その素材の魅力を、もっと日常に溶け込む形で伝えたい。
そこで誕生したのが、
360度どこから見ても美しいミディアムサイズのトートバッグです。

軽やかでいて、堂々としている。
しなやかさと芯の強さを併せ持つ、大人のためのバッグが完成しました。
■ 鹿革の極限を引き出す“一枚仕立て”

このミディトートの構造は驚くほどシンプルです。
裏地も芯材も使わない、一枚革仕立て。

これは簡単なようでいて、実は非常に難しい手法。
わずかな歪みが形に響くため、革の厚みと縫製技術が求められます。
私たちは、熟練職人の手で革をギリギリまで薄く漉き、
強度を保ちつつ、ふんわりとした立体感を出しました。

革の厚みは、スエードで約0.9mm、ギン付き(ツヤあり)で約0.6mm。
これが、軽さと丈夫さを両立する黄金比です。

薄くても決してペラペラではなく、
しっとり・もっちりとした質感が手に吸い付くように馴染みます。
■ 「10本のペットボトル」が入る収納力

外見はスマートでも、中は驚くほどの収納力。
500mlのペットボトルが10本入るほどの大容量です。
とはいえ、ただ入るだけでは意味がありません!!
鹿革特有の柔軟性によって、荷物の形に自然にフィットし、
中身の重さを分散してくれるので、持ち歩きもラク。

日常の必需品はもちろん、
カメラ、タブレット、ペットボトル、水筒、ノートまで。
「こんなに入るのに、見た目はすっきり」
それが、このバッグが愛される理由のひとつです。
■ 鹿角トグルの“防犯デザイン”

シンプルでありながら、しっかり機能的。
開口部には、鹿角(しかづの)を使った留め具を採用しました。

革紐に輪を作り、鹿角を軽く通すだけで自然に閉まる仕組み。
見た目はエレガントなのに、防犯性も高いのが特長です。
鹿角を留め具に使うのは、レザレクションでも初の試み。
自然素材の温もりが加わることで、
バッグ全体に“手仕事のぬくもり”と“命の存在”が宿ります。
■ 職人の手が生む、美しい縫い目

このトートの底面には、一般的なバッグとは違う工夫があります。
通常は底にマチを縫い付けますが、
私たちは側面にマチを取る独自構造を採用しました。

これにより、底がふっくらと丸みを帯び、
革の柔らかさを最大限に活かした自然な立体感が生まれます。

さらに、縫い目も細部まで計算され尽くしています。
裏地を付けずに美しく仕立てるために、
通常一度だけ縫う工程を三度に分けて縫製。
見えない部分まで丁寧に仕上げることで、
“裏まで美しいバッグ”が誕生しました。
■ 2WAY仕様で自由に使える

付属のショルダーストラップを取り付ければ、
ハンドバッグからショルダーバッグに早変わり。

3段階で長さ調整が可能で、
体型やシーンに合わせて使い分けができます。

手に持てばクラシカルに、肩にかければカジュアルに。
ひとつのバッグで、まったく違う印象を演出できます。
■ まるで“革の呼吸”を感じる、軽さと通気性
鹿革の魅力は、その“呼吸するような質感”にもあります。
通気性が高く、湿気をためないため、
梅雨や夏場でも蒸れにくく、さらりと使えます。

また、スエードタイプは毛足が長く、
表面で水滴を弾いて流す特性があるため、水にも強い。
一方のギン付きタイプは、表面に自然なツヤがあり、
雨の日でも安心して持てる撥水性を備えています。
どちらのタイプも、防水加工をしていないにもかかわらず、
自然のままで十分な耐水性を発揮します。
■ 使い込むほど、自分だけの風合いに

エゾ鹿革の最大の魅力は、経年変化の美しさにあります。
最初はふんわりとした柔らかさ。
使い込むうちに、色味が深まり、しっとりとしたツヤが出てきます。

同じバッグでも、使う人によって表情がまったく異なる。
まさに“世界に一つだけの革”に育っていきます。
手入れをしなくても劣化しない。
それどころか、使うほどに輝きを増していく。
それが、エゾ鹿革が“永く育てられる革”と呼ばれる理由です。
■ 命を活かす、北海道のものづくり
このバッグに使われている革は、
北海道の自然の中で生きたエゾ鹿のもの。
レザレクションとROKUBOは、
狩猟から製品完成までをすべて国内で一貫管理しています。
鹿は狩猟後、2時間以内に処理され、
冷凍・鞣し・縫製へと進みます。
その鮮度の高さが、革の品質を決定づけるのです。
廃棄されていた命を新しい形で活かす。
この“再生のサイクル”を、私たちは誇りを持って続けています。
■ どんな装いにも、しなやかに寄り添う

通勤、街歩き、旅、フォーマル。
どんなシーンでも、このバッグは違和感なく馴染みます。
“シンプル”なのに存在感がある。
“軽やか”なのに頼もしい。
それは、鹿革の質感と日本の職人技が出会って生まれた奇跡のバランスです。
このバッグが、あなたの日常に小さな贅沢を与え、
長く寄り添う“相棒”になりますように。
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