こんにちは!
天然日本鹿革のレザレクションです。
革製品を探していると、
「どんな革を選べばいいのか分からない」
「見た目は良いけれど、使い続けられるか不安」
そんな疑問を感じたことはありませんか?
革製品は決して安い買い物ではありません。
だからこそ、長く使えて、日常にきちんと馴染むものを選びたいものです。
実はその答えは、
ブランドやデザイン以前に“素材”を知ることにあります。
今回は、革専門店の視点から
革製品を選ぶ前に知っておきたい素材の違いと、
なぜ近年「鹿革」が注目されているのかを、分かりやすく解説します。
目次
革製品の満足度は「素材理解」で大きく変わる

革製品に対して、こんな印象を持っている方は多いはずです。
・重くて使わなくなった
・雨の日に気を遣う
・お手入れが面倒
・硬くなってしまった
こうした不満の多くは、
革そのものではなく、素材の特性を知らずに選んでしまったことが原因です。
革製品は「革だから同じ」ではありません。
動物の種類、皮膚構造、繊維の密度によって、
使い心地も寿命も大きく変わります。
革素材の違いは「動物の生き方」に表れる

革の性質は、加工技術だけで決まるものではありません。
もっと根本的な部分、動物がどんな環境で生きてきたかが大きく影響します。
・じっと立っている時間が長い動物
・広い自然の中を走り回る動物
・雨や雪にさらされながら生きる動物
この違いが、そのまま革の特徴になります。
一般的な革素材が持つ特徴と限界

革製品に多く使われる素材には、それぞれ良さがあります。
例えば
・張りがあり、形を保ちやすい革
・見た目に高級感のある革
・加工しやすく流通量の多い革
ただしその反面、
・硬くなりやすい
・重さを感じやすい
・水に弱く、シミや劣化が起きやすい
といった特徴を持つものも少なくありません。
これらは決して「悪い革」ではありませんが、
日常使いには扱いづらいと感じる方が多いのも事実です。
実用性という視点で見た「鹿革」

ここで注目したいのが、鹿革です。
鹿革は、古くから武具や袋物など、
実用性が求められる用途で使われてきた革です。
その理由はとても明確で、
鹿という動物の生態が、そのまま革の性能に表れているからです。
鹿革がしなやかで軽い理由

鹿は、山や森を走り回り、
急斜面や悪路を移動しながら生きる動物です。
そのため皮膚は、
非常に細い繊維が複雑に絡み合い、
引き裂きに強く、動きに柔軟に対応できる
という構造をしています。
この繊維構造こそが、
鹿革特有の「柔らかいのに強い」「軽いのに丈夫」という特性を生み出しています。
「革は水に弱い」という常識を覆す素材

鹿は、雨や雪の中でも活動します。
そのため皮膚には、水分を逃がし、蒸れにくくする性質が備わっています。
鹿革は、通気性が非常に高く
油分を内部に保持しやすい濡れても硬化しにくい
という特徴があり、多少の水濡れであれば
乾かすだけで元のしなやかさに戻りやすい革です。
これは、日常使いにおいて非常に大きなメリットです。
お手入れが「ほとんど要らない」理由

革製品に苦手意識を持つ方の多くが、
「お手入れが大変そう」という不安を抱えています。

鹿革は、繊維が密で油分が抜けにくく
さらに、乾燥による劣化が起きにくいため、
頻繁なオイルケアを必要としません。
普段使いの中で自然に手の油がなじみ、
それが革を守り、育ててくれます。
正倉院に残る鹿革が示す答え

奈良県にある正倉院には、
約1300年前の鹿革製品が今も良好な状態で保管されています。
これは、鹿革が「たまたま残った」のではなく、
素材として極めて安定性が高いことを示しています。
時間が経っても硬くなりにくく、繊維構造が崩れにくい。
それが鹿革という素材の本質です。
鹿革は「特別な革」ではなく「合理的な革」

鹿革は、ラグジュアリーのためだけの革ではありません。
軽く丈夫で扱いやすく、日常に寄り添う
非常に合理的な素材です。
だからこそ、
革製品を本当に長く使いたい人ほど
鹿革に行き着くのです。
素材を知ることが、後悔しない選択につながる

革製品選びで大切なのは、
「流行っているか」ではなく、
「自分の生活に合っているか」。
鹿革についてより深く知ることで、
使わなくなる理由やストレスを感じる原因、
さらに、後悔のポイントを事前に避けることができます。
もし革製品選びで迷ったら、
ぜひ一度、鹿革という素材そのものに目を向けてみてください。
それは、
革製品との付き合い方を、きっと変えてくれるはずです。
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