北海道エゾ鹿と本州鹿の違いとは?

エゾ鹿
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こんにちは!
天然日本鹿革のレザレクションです。

 

 

レザレクションで取り扱っている鹿革は「エゾ鹿」ですが、日本にはエゾ鹿以外に本州鹿や九州鹿、マゲ鹿など、様々な種類の鹿が生息していることをご存じでしょうか。

 

今回は、日本に生息している鹿の中でもっとも多く生息している本州鹿エゾ鹿の違いをご説明致します。

 

 

目次

本州鹿とエゾ鹿はどう違うの?

  エゾ鹿

本州鹿とエゾ鹿の違いをざっくり説明すると、日本に生息する野生シカの総称の違いです。

 

これらは、日本固有種ではなく、ベトナムから極東アジアにかけて広く分布しており、日本産亜種はエゾシカ(北海道)、ホンシュウジカ(本州)、キュウシュウジカ(四国・九州)、マゲジカ(馬毛島)、ヤクシカ(屋久島)、ツシマジカ(対馬)、ケラマジカ(慶良間列島)の7亜種いると言われています。

 

ここで取り上げるエゾ鹿と本州鹿の違いは、名前の通り本州鹿は本州や四国・九州に多く生息する鹿の総称であり、エゾ鹿は北海道に生息する鹿のことを指します。の2種類には、見た目や大きさにも違いがあります。

 

〇本州鹿

本州鹿

生息地:本州、四国、九州など。

身体の大きさは約1.2~1.5メートルほど、体重はオスの鹿が50~130kg、メスの鹿は約80kgとやや小柄。

角も小さく、枝は3~4本くらいの鹿が多いです。

生息地は森林ですが、群れは少なく冬毛も薄目な鹿が多いと言われています。

 

〇エゾ鹿

エゾ鹿

生息地:北海道全域。

大きさは本州鹿よりも大きく、1.5~2メートルほどあり、体重はオスの鹿は130~150kg、メスの鹿は約80kgが標準とされています。

また、エゾ鹿は角が大きいのも特徴的です。角は個体により様々ですが、枝も多く一般的に4~6本ある鹿が多くみられます。

寒い北海道で暮らすエゾ鹿は本州鹿と異なり、毛並みが厚く、皮もしっかり丈夫であり質も高いのが特徴です。

 

この2種類は同じ鹿でありながら、体の大きさが毛並みが異なるもっとも大きな理由は、生活する温度環境によるものなのです。

 

ざっくりまとめると、

「エゾ鹿=大きくてたくましい北海道生まれの鹿」

「本州鹿=比較的小柄で温暖な地域に適応した鹿」

という違いがあります。

 

本州鹿とエゾ鹿の皮の違い

本州鹿(ホンシュウジカ)とエゾ鹿(エゾシカ)の皮(革)にも違いがあります。革製品やジビエレザー(野生動物革)として利用される際に、この違いはけっこう重要です。

以下に比較をまとめてみました↓

 

本州鹿の皮(ホンシュウジカ)

厚さ:薄め(1~1.5mm程度が多い)

質感:柔らかく、しなやか。繊細でしっとりした手触り。

特徴:小ぶりな個体が多いため、一枚あたりの面積は小さい傾向。

 

エゾ鹿の皮(エゾシカ)

厚さ:厚め(1.5~2.5mm、個体によっては3mm近くなることも)

質感:やや硬めでしっかりしている。野性味が強い風合い。

特徴:非常に丈夫で、耐久性が高い。

防寒性があり、冬の個体は特に皮が厚くなる。

北海道産のジビエレザーとして人気が高まっている。

野生的で無骨な風合い。

 

<補足> 鹿革ならではの特徴

鹿革は牛革や豚革に比べて「伸縮性」が高く、通気性にも優れています。

水に濡れても硬くなりにくく、乾いても柔らかさを保ちます。

 

エゾ鹿を使ったショルダーバッグをご紹介

現在、キャンプファイヤーにてプロジェクト進行中のショルダーバッグは、約2頭分のエゾ鹿革を使っています。

 

寒い北海道の森で生活をするエゾ鹿の皮は、寒さに耐えられるよう毛並みが厚いため丈夫な上、雨や雪にも強い強靭な性質を持っています。

 

この特徴は、皮から革へ生まれ変わっても消えたり変化することはないため、水にも強く、お手入れ不要でも長い愛される一生モノのバッグです。

エゾ鹿革ショルダーバッグの最大の魅力は、なんといってもサイズを自由自在に変えられる点です。

 

使う用途によって紐で大きさを調整できるので、日常使いから旅行先と幅広くお使い頂けます。

紐を最大に広げた場合、2Lのペットボトルはなんと6本も入る大容量!

たっぷり収納できるので、日々のお買い物にもおすすめです。

 

1泊2日の旅行を想定したアイテムもこの通りすっぽり入ります。

 

【内容】
・14インチパソコン、マウス
・A4ファイル
・財布、名刺入れ、ペンケース
・スマホ、モバイルバッテリー、充電ケーブル
・500mlペットボトル、薬ポーチ大
・タオル、香水
・着替え(靴下2足、下着2枚、Tシャツ2着、ウィンドブレーカー1着)
・ポーチ

 

カラーバリエーションは全5色!

ヌバック加工は、革の表面をやすり掛けし、ふんわりとしたマットな質感です。

 

ギン付きは一般的な革のようなツヤ感のあるものです。

 

どちらもお使い頂く中で大きな変化や違いはなく、水に強く、お手入れ不要という点は変わりません。

 

サイズ

ショルダーバッグ サイズ

収納力抜群なだけでなく、ポケットも充実しており、バッグの中も整理整頓できます。

大事なものをすぐ取り出せるよう使い勝手が良くなるよう試行錯誤を繰り返しました。

忘れてはならないのがエゾ鹿革の優れた特徴の一つでもある軽量さ!

革バッグなのに総重量はなんと約530グラムと食パン1斤と卵2個と同じくらいの重量です。

 

 

現在こちらのプロジェクトは、キャンプファイヤーにて絶賛進行中です。

私たちはエゾ鹿を取り扱う理由も詳しくご説明しています。

 

ぜひこの機会に一生モノのエゾ鹿バッグをお迎えしてみていかがでしょうか。

 

 

 

このほか、ご不明な点など

ご質問があればお気軽にご連絡ください(^^)

 

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