こんにちは!
天然日本鹿革のLEATHERECTION(レザレクション)です。
鹿革製品には財布やバッグ、ペンケース等がありますが、
他の革製品と比べて高級なイメージがあると思います。
今回は、鹿革がなぜ高級なのか、
その疑問についてお答えしたいと思います!
目次
鹿革ブランドの製品が高い4つの理由
ではさっそく、鹿革が高いと言われているワケを5つご紹介します。
①鹿革がカシミア!?
色々な種類のレザーの中でも”レザーの”カシミア”と呼ばれている「鹿革」
なぜカシミアと呼ばれているのかその理由を解説します。
そもそも鹿革は、革の繊維に大きな特徴があります。
その特徴とは繊維がものすごく細かいこと。
皮膚を構成する繊維が、15/10000000mm(1千万分の15mm)と細く、
その極細の繊維が寄り集まった細い繊維束がいくつも絡み合い、
コラーゲンが絡みつく構造になっているためです。
直径15mm(1.5cm)の管に1千万本もの数の繊維が入っていると想像していただくと
なんとなくどのくらい細いのかがわかるかと思います。
その極細な繊維に複雑にコラーゲンが絡まりあっているため、
人肌のようにしっとりと、柔らかく、軽く、強靭で、通気性が良く、水にも強い特性を持っているのです。
鹿革の特性やお手入れの仕方など・・詳しい記事はこちら↓↓
⇒本当にお手入れが必要ないの?!ディアスキン(鹿革)の特徴!
②鹿は森の中にいる天然の動物だから
鹿は家畜ではなく、森の中を駆け回る天然の動物です。
森の中に生息する鹿を獲るために、ハンターさんが夜明け前に狩りに出発し、
森の中を探し回ります。
探しに行ったとしても必ずすぐに見つかるわけではありません。
探し回って1頭取るのに時間がとてもかかります。
それだけでも難しいのですが、
ハンターさんは遠く離れた場所から狙い仕留めます。
冬には深い雪の中を歩き探します。
鹿を獲るということは技術、体力、経験が必要な仕事なのです。
レザレクションの鹿革はどのようにできているのか、
ハンターさんがどのように鹿を獲っているのか
こちらの動画をご覧いただくとおわかりいただけるかと思います。
③解体から鞣し(なめし)の技術
狩猟後は鹿を肉と皮に分ける解体作業をします。
その後皮を「革」にするために「鞣し」の作業に入ります。
鞣し(なめし)とは?
鹿革に限らず動物の皮は鞣すという加工作業が必ず行われます。
解体したばかりの皮は、毛が付いていてまだ「皮」の状態です。
その皮を私たちが使う財布やバッグにするためには、
毛を取り、綺麗な状態にしなければなりません。
動物の皮から1枚の綺麗な「革」に生まれ変わるためにする作業を鞣しと言います。
その鞣しの作業が他の動物の皮よりも鹿皮の場合、難しい技術を要するのです。
それは鹿革が繊細で柔らかいからです。
鹿の皮を綺麗な革にするには熟練の鞣し技術が必要です。
鞣しの良し悪しで製品の仕上がりが異なるため、とても重要な工程なのが鞣しです。
そのため、レザレクションでは、鹿の特性を知り尽くした日本有数の熟練の職人にお願いしています。
④縫製の技術が必要
柔らかくしなやかな鹿革は縫製が非常に難しいです。
柔らかすぎる革は縫製時にガタガタになってしまうことも多く、技術が必要不可欠!
鹿革が持つ柔軟性だけでなく、保温性や通気性を失うことなくそのまま活かすため
縫製作業も経験と技術を兼ね備えた職人が携わっています。
まとめ
鹿皮製品を作るには、このように多くの労力と技術が必要です。
苦労して作り上げた鹿革製品は、永久的に使用できる一生モノの愛用品となります。
多くの良い特性を揃えた鹿革製品を一度触ってみてください。
きっとその質に驚くはずです。
レザレクションでは、質にこだわるために革の鮮度にこだわっています。
そのため、狩猟から縫製まで全て日本国内で行っています。
レザレクションの革へのこだわりはこちらをご覧ください。
→【鮮度にこだわる】レザレクションの鹿革の秘密
ご不明な点などご質問があればお気軽にご連絡ください(^^)
お問い合わせはこちら
→天然鹿革の通販店舗 | LEATHERECTION(レザレクション)お問い合わせ
ショップはこちら
→天然鹿革の通販店舗 | LEATHERECTION(レザレクション)